アンボセリへ向かう道のり。
途中、旦那があることに気付きました。「…ケニアって道路に信号がない?」
…え?! …そういえば確かにない…
ガイドさんにたずねると…なんとナイロビ以外は信号がないんだそう!!
道路一つとっても、日本とは全然違って驚きです。
しかし車のスピードは相変わらず速いし、ヒヤヒヤ。おまけに悪路も続きます。
私は車に酔いやすいわけではないけれど、それほど強いわけでもありません。
旅行前に…サファリってずっと車に乗っているんだよね、酔わないかな、と人に話したら「それ言ったらサファリに行けないでしょ!」と突っ込まれましたが…
車酔いは、来る前から心配していたことのひとつでした。
でもケニアに来たら、車酔いするかもしれないって考えないでおこう、大丈夫って自分に暗示をかけようと思っていたので、そうしていたら本当に大丈夫な気がしてきました。
それに人って慣れるものですね。あんなに心配していたのに、ガタガタ道でも何ともなくなってきました。
予定では、まず今夜宿泊するアンボセリのロッジに直接向かい、チェックインをし荷物を置いたあと、夕方からゲームサファリをすることになっていましたが…
ナイバシャ湖とクレッセント島で、通常よりゆっくりサファリをして時間が押してしまったため、予定を変更し、アンボセリに入ったら、そのままゲームサファリをしてからロッジに向かうことになりました。
こういうアレンジが効くのも、プライベートツアーの良さですね。
時間にアバウトな私は、決められた時間通り行動することが苦手で…
時々、旅行で他の人と同乗するオプショナルツアーなどに参加することがありますが、超気合いが必要で、ついていくのに必死です。これでも昔よりは素早く行動できるようになりましたが…
予定通りに行かなくてガイドさんには申し訳ないけど、こういう融通の利くツアーはとてもありがたいです。
それに、他の客との相乗りだとなかなかそうもいかないけれど、貸切だから、あれが見たい、とリクエストもできるし、今回、家族だけのプライベートツアーにして良かった!とつくづく思いました。
このあたりだとなかなか遭遇できない、ゲレヌクに会うことができました。
長い首を持っていて、別名を「キリンカモシカ」といい、高い枝の葉を食べるときは、立ち上がって、キリンの次に高い位置の葉を食べることができるそう。
ガイドさんが一番最近に見たのは去年だったとのことです。
ふたごの子供を連れたゾウの群れも見ることができました。ふたごというのは、とても珍しいそうです。
レアなものをいろいろ見ることができ、ラッキーでした。
ゲームサファリをしながらロッジへ向かい、いよいよ今夜宿泊する、オル ツカイ ロッジ アンボセリ(Ol Tukai Lodge Amboseli)に到着!!
私たちは車に乗っているだけだったからいいけど、ドライバーさん、疲れただろうな…仕事とはいえ、本当に大変な職業です。
チェックイン手続きを済ませ、コテージへ。
ナイバシャ湖のコテージよりは、こじんまりしていて狭いけど、ケニア感満載です。
荷物を置いてから、ダイニングに夕食を食べに行きました。
食事のあと部屋に戻り、今日は疲れたので早々に就寝することに。長い一日でした。