8月26日。ロッジで朝食を食べたあと、まとめておいた荷物を車に積み込みます。
今日はアンボセリから、マサイマラへ移動。旅の最終目的地です。
いよいよ大本命、ヌーの川渡りが見られるマサイマラ。期待が高まります。
アンボセリへ行く途中に、ナイロビで昼食の予定。ナイロビまでは約5時間の道のりです。
ロッジから出てすぐのところにサルがいました。
このあたりは本当にサルが多いです!
ナイロビに行く途中、他にもいろいろな動物を見ることができました。
手前のフラミンゴの向こう側に見える帯状のピンク色も、全部フラミンゴ!
いったいどれだけいるのか…数え切れません!
ヌーの群れにも遭遇。
私たちの車の前を横切って、向こうに走り去って行きました。
泥の中にひっくり返ったバッファローがいました。
「し、死んでる!」と本当にびっくりしました。
見ていると、泥に体をすりつけ、何度もゴロゴロ。とりあえず、生きているみたい。良かった。
バッファローは、身体に付いた虫を駆除するために泥浴びし、乾燥させて土と一緒に落とすのだそうです。あー驚いた!
サファリのど真ん中で携帯を見たら…
携帯の通信会社は、Safaricomでした!
SafariだからSafaricom。面白いですよね。
引き続き、ナイロビへ向けて車は走ります。
足場の悪い道では、車はこんな感じで傾きます。
でももうガタガタ道にもすっかり慣れ、その揺れも何だか心地よく感じるようになってきて…
連日のサファリの疲れから、こんな車内でも爆睡できるようになりました。
それにしてもドライバーさん、私の読み通り、やはり熟練で運転がうまかった!
ガタガタ道でも最もベストなルートを選んで走っている感じがするし、道にコブがあったときなどは、速度を落としてそっと乗り越えてくれる。
スピードこそ飛ばすが、運転がうまいから怖い感じがしなくて、そのうち気にならなくなってくる。
これだけ車が揺れて、気持ちが悪くならないのは、ドライバーさんの腕のおかげかも知れない。
どうかすると日本のタクシーのほうが、よほど酔ってしまうことがあります。
少しナイロビに近づいてきました。
道ばたには、果物などを売っている露店が立ち並んでいます。
アンボセリから約5時間、ようやくナイロビに到着。
和食レストランへ。
まるで日本にいるみたいで、少しほっとします。
もうすでに和食が懐かしく感じています。
私は海外で和食を食べるのが好きです。それは海外の日本食レストランの中には、これ違うでしょうーみたいな、びっくりするような和食を出す店があり、面白いからです。
海外の人が作る和食は、何となく日本イメージで作ってみましたーという感じのものも結構あり、手に入る食材も違うので、そうなってしまうのかもしれません。
このお店の和食はどうだったかというと…
天ぷらやグリルしたお肉やシーフードがたくさん入っていて、かなりボリューミーで、アフリカの和食という感じでした。でも、味は良かったです。
特に、新鮮なとろけるマグロのお刺し身が、すごくおいしくて…
ケニアでこんなにおいしいマグロが食べられるとは思っていなかったので、びっくりでした。
ご飯に乗っかっているのは豆腐で、ちょっと謎でしたが、これはこれでグッド。
ロッジの料理にちょっと飽きていたので、久々の味噌汁と緑茶もじんわり沁みました!
和食でひと心地ついたところで…これからマサイマラへ向かいます。ここから約6時間の道のりです。