日本でクリスマスの季節になると家の外を装飾するのも普通になってきていますが、ニューヨークでも、ホリデーシーズンになるとクリスマス仕様に家をデコレーションしている住宅街があります。
その中でも、ブルックリン区にある高級住宅街、ダイカーハイツ(Dyker Hights)のイルミネーションはバスツアーが押し寄せるほど超有名。もはや観光地化しています。
今回の旅の最後は、そのダイカーハイツのイルミネーションを見に行きます。
ダイカーハイツの観光で我々の都合の良い日にちと時間に合う旅行会社のツアーがなかなか見つからなかったのですが、現地在住の日本人に行きたいエリアに案内してもらうというサイトを見つけたので、日本出発前にあらかじめ予約しておきました。
案内してもらう女性と宿泊しているホテルで待ち合わせます。
このようなタイプのツアーを利用するのは初めてで、お会いするまではドキドキでしたが、元キャビンアテンダントだというとても綺麗で知的な方だったので、安心しました。そのサイトから仕事が入ると時々、ニューヨークのいろいろな観光地を案内しているのだそうです。
現在キャビンアテンダントの仕事は辞め、資格取得の勉強中で、将来的には自分で事業をしたいとおっしゃっていました。
マンハッタンからブルックリン行きの地下鉄に乗り、ダイカーハイツへ向かいます。
私たちが乗った電車内の車両で、トランペットやサックスなどを吹いてジャズを演奏している人たちがいました。すごい大音響で私も驚きましたが、「!?」と固まっている娘に、案内人の女性も「びっくりしちゃうよね、日本じゃありえないもんね…」と言っていました。
まあ、これがNYの電車内のいつもの光景じゃないのだろうけれど、海外では何でもあり。こんなことも時々あります。
これから向かう場所は住宅街のため、当然トイレはないので観光する前には寄っておきました。観光中に「ゔ〜!トイレ〜!!」となったら辛いので、今日は水分を控えめにとるようにしていました。
またこのエリアは海の近くで風が強く寒いため、防寒対策はバッチリとしておくのがオススメです。
最寄りの駅に到着。住宅街に向かい歩いて行きます。
目がチカチカしてきましたが、住人は本当に普通に住んでいるのでしょうか✨この時期ゆっくり寝られるのか、お節介ながらも心配になってしまいます。
ここダイカーハイツの住民のイルミネーションの気合の入れっぷりは半端ありません。ここまでやるか、とちょっと唖然としてしまうほどです。
個人宅の装飾にも関わらず、ちょっとしたテーマパークよりすごいかもしれません。
競うように飾り付けをした家々の、想像を超える煌びやかなイルミネーションにカルチャーショックです。
ニューヨークでも屈指の高級住宅街だから、飾り付けのお金には糸目をつけないのかもしれませんが、この際だからとことんやって思いっきり楽しんでしまおう!という心意気が伝わってきて、もう最後は、とことん好きなだけどこまでもやっちゃって下さい!とこちらも面白がって見ている感じです。
派手なデコレーションの家が集まっている界隈の中には家の前にブースを出して、ホットレモネードを売る商売っ気のある住人もいたりして、もうお祭り状態。
世界中のいろいろな国の人たちが観光していましたが、特に中国人観光客が多かったです。住宅街の中でも一番派手なデコレーションの家の前では、中国人が記念写真を撮りまくっていました。
ここには控えめな人は住めないかもしれません。というか、クリスマスの時期は派手でなんぼの場所なので、そういうのが好きな人でなければここには住まないと思いますが…
そろそろ駅へ戻ります。
これでも充分派手だと思うのですが、もう、感覚が麻痺して、控えめなほうだと感じてしまいます。
駅の近くへ戻ってきました。イルミネーションもすごかったけど、観光客の数もすごかった!とても住宅街とは思えません。
今日も本当にいろいろ予定をこなしました。楽しかったけど疲れた〜!
帰りの電車内では爆睡でした。