サファリで野生動物を見ることのできる国はいくつかありますが、やはりメジャーなのはアフリカ。
アフリカの中でも、タンザニア、ケニア、ボツワナなど色々あるようです。
そしてさらに調べてみると、7〜10月くらいまでの時期は、タンザニアやケニアで、ヌーの川渡りが見られるとのこと!
ヌーは大きな群れをなして行動する、ウシ科の草食動物です。
4〜6月の雨季、アフリカの大地に雨が降り、その雨とともに草が育ちます。そしてその新鮮な草を求めて草食動物たちが大移動を始めます。
ヌーたちは7月〜8月頃まではタンザニアからケニアへ、8月以降はその逆、ケニアからタンザニアへと川を越えて移動します。
この川がヌーたちにとっての最大の難所。川にはワニが数多く生息するため、襲われたり、急流に流されるヌーもいます。沿岸には川渡りで疲れ切ったヌーたちを狙って、ライオンやヒョウなどの肉食獣が待ち構えています。でも、生きるために命を懸けて前に進むのです。
野生動物の番組で目にしたことがある、ヌーの川渡り。毎年繰り返される大自然の営み。
見たい、見てみたい。これはこの夏行くしかない!!
今からだと旅行は8月になるはず。ヌーの川渡りは、8月だとケニア側から見たほうがいいかもしれない、という情報を入手。
よし。ケニアに行こう!ケニアが私を呼んでいる!!
…と勝手に盛り上がったところで…まずは家族に相談しなければ。
だけど旦那に何て切り出そう。このところ、家族で結構旅行に行っていたので、何となく言い出せないまま、しばらく時間がたってしまいました。
7月初旬。今言わないと夏の旅行に間に合わないかも。ギリギリすぎるかも知れないけど、いつも私たち家族の旅の始まりはこんな感じが多い。
そして、意を決してとうとう切り出しました。
「ねぇ…前アフリカのこと話していたじゃない?…この夏、行かない?」
「へ?」と旦那。「だってこの間も旅行に行ったばかりじゃないか。」
やっぱりの反応。そう。だから今まで言い出せなかったんだけどね。
そこで、この2ヶ月間、密かにアフリカのことを調べまくっていたことや、今の時期、ちょうどヌーの川渡りが見られることなど、iPad片手に画像を見せながらプレゼンしたのでした。
「うーん…。」旦那も少し心が動いた様子。
「まあ、確かに俺もずっと行ってみたかったしなぁ…」脈あり。
「でも今、行くかぁ?!旅行、行ったばかりだしなぁ。」ガクッ。
でも今見に行かないと、ヌーの川渡りはまた1年待たなきゃ見られないよ、それにずっとサファリに行ってみたかったんでしょ?と説得。
「…じゃあとりあえずツアーを調べてみなよ。」
よし!決まった。あとは行ってみたい場所をリストアップし、ツアー会社をどこにするか決めて、気が変わらないうちに予約するのみ。善は急げだ。
まずは初のケニアなので、メジャーどころのうち3カ所、ナイバシャ湖・アンボセリ・マサイマラを抑えたいと思い、その場所を含むツアーを調べました。
だけどかなり旅行の間際だったため、なかなか希望の場所とコスト、期間の合うツアーが見つからず。
毎日毎日調べて比較検討し、ようやく一つの旅行会社に絞りました。
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