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いざ出陣!戦国武将がテーマの居酒屋「戦国武勇伝」へ

 

NHKの大河ドラマ「真田丸」が放映されていた頃、娘の小学校のクラスで戦国時代など歴史物が好きな男子たちの間で面白いと話題になっていて、娘が私も見てみたい!と言っていました。

途中からというのもなんだかなあ、と結局見ずに終わってしまったのですが…

大河ドラマの放映が終了したあとに、家族で最初から見てみるか、という話になり、旦那が「真田丸」のDVDをレンタルしてきました。

私は学生時代、日本史が本当に苦手だったので、歴史物というだけで鳥肌の立つくらい拒絶感が。
 

 
 
最初は乗り気ではありませんでしたが、家族につられて見始めると、現代ドラマに近いノリの「真田丸」は、私みたいに歴史物が苦手でも楽しめそう!と徐々に引き込まれてしまい…

毎回毎回手に汗握る展開で、気付いたら真田ワールドにどっぷりはまってしまった私。すっかり戦国武将ファンになってしまいました。

何せ50話もあるので、なかなかまとめて見る時間が取れませんでしたが、数ヶ月かけて鑑賞し、一昨年は家族で遅ればせながら、真田丸に夢中になりました。

真田丸、面白いから見るといいよ、と周りの人にも勧めているのですが、大河ドラマの歴史物、というだけで歴史に興味がない人には敷居が高いみたいです。この歴史物が嫌いな私がはまったんだから、絶対面白いんだけどなー。

 

そういうわけで、一昨年は戦国武将ブームの1年でしたが、そんな中、新宿に戦国武将がテーマの居酒屋「戦国武勇伝」というのがあるのを発見。

しかも、ちょうどメニューに冬の期間限定の真田のコースがあったので、娘が受験の前にここで家族で決起会をしたかったのですが、旦那に受験直前なのに居酒屋に行っている場合じゃない!と却下され…😭

泣く泣く諦め、来年の冬には、また真田のコースが出るかな、と1年待つことに。

 

あれから1年…残念ながら、この冬のメニューには真田のコースはありませんでした。…が、単品では真田の名前が付いたメニューはあり、もう娘の受験のことを気にする心配もないので、1年越しでずっと行きたかった戦国居酒屋へ家族と行ってきました!

 

新宿東口にある、戦国武将がテーマの居酒屋「戦国武勇伝」。お店に入ると、武将の家紋の描かれた靴箱が。

真田の家紋は人気で、やっぱり空いていませんでした

 

入り口には「真田丸」の主人公、真田幸村や…

 

伊達政宗、前田慶次などの甲冑がありました。

 

お店には武将の名前が付いた個室があり、予約をしたときに、真田幸村の部屋を希望していたのですが、今日はお客さんが多く、5名まで入る真田の部屋は取れませんでした、とのことで、残念…

 

私たちの部屋は…

何と、よりにもよって、敵の徳川家康の部屋!!

まあ、いいか…家康は一番出世した大名だったとのことだし。

 

部屋の中に入ると、壁にはドーンと徳川の家紋が!

 

反対側の壁には、いくさの絵が描かれていました。

 

「徳川幕府 将軍略譜」なんていうものも飾ってあります。

 

ちなみに家康の部屋の対面には、悲運の武将、石田三成の部屋が。

石田三成は応援したい武将の一人です

 

飲み物のコースターには家紋が。

娘は真田の家紋。大好きな真田のコースターで大喜びでした!

 

私は石田三成の家紋のコースター!旦那は浅井長政でした。

 

メニューに真田のコースはなかったものの、今回は月ごとの限定コース料理でオーダーしていたので、お店イチオシのメニューがいろいろと出てきました。

あんきも、和風シーザーサラダ、お刺身など、どれもおいしい!

 

豚のネギ塩焼き。鉄板は鍬(くわ)の形になっていて、細部まで凝っています。

 

サクサク衣のレンコンなどの揚げ物

 

娘が注文したジュースのグラスにも家紋が

 

信州の味噌鍋。グツグツ煮込んで頂きました。

 

食事の途中、壁に描かれた絵の中に、娘があるものを発見。「あ、ベンツのマークだ!」

確かに!旗に描かれているのは、かの有名な高級車メルセデス・ベンツのマーク!

偶然の一致ですが、面白いものを見つけました。

 

お酒は、メニュー表で気になった…

クラシック音楽の音響振動で熟成されたという、黒糖焼酎の「れんと」を注文してみました。

クラシック音楽を聴きながら育ったインテリなお酒は、マイルドな口当たりで飲みやすく、すっきりとした味わい。

アルコールは他にもいろいろ注文し、かなりいい気分になってきました♪

 

コースとは別に単品で、真田幸村の名前が付いた出汁巻きも注文しました。

 

明太子づくしの一品

綺麗に焼かれ、しっとりした出汁巻き卵の中に明太子が。これに別添えの明太マヨネーズをつけて食べます。

明太子好きな娘も大満足でした!

 

家康の部屋だから、せっかくなので「家康のお取り寄せ〜各国の珍味〜」の「いぶりがっこクリームチーズのせ」もオーダーしてみました。

 

いぶりがっこは、以前、秋田県を旅行したときに知って以来の大好物。

「いぶりがっこ」は大根などを燻製にした秋田の伝統的な漬物です

燻製の香ばしい漬物とクリームチーズの意外な組み合わせがナイス!

これは家でもマネできちゃうかも。やってみよう♪

 

コースのデザートには和菓子の盛り合わせがついていましたが

 

和菓子好きの旦那が「利休のぜいたく抹茶パフェ」を単品で追加注文。

このネーミングにも惹かれます

もうお腹もいっぱいでしたが、味見したかったのでちょっと分けてもらいました。濃厚な抹茶とあんこがマッチしていて、別腹でした!

 

「戦国武勇伝」のメニュー、味は二の次と思いきや、これがなかなかおいしいのです。

「戦国武勇伝」を運営している会社の、テーマ系の関連レストランは他にもいくつもあり、その中の一つ、新宿西口にある不思議の国のアリスの世界観のレストラン「魔法の国のアリス」にも行ったことがありますが、こちらも味が良く、アリステーマのお料理もお店の内装もとてもかわいかったです。

 

帰り際、入り口近くの真田幸村の個室の中を見ると、部屋が2つに仕切られていて、2組のお客さんがいました。

この部屋に入りたかったんだけどなあ…また次回のお楽しみにすることにします。

 

帰りに、入り口の甲冑の前で、店員さんに写真を撮ってもらえるようにお願いしたら、刀を持って撮影しますか?と貸してくれました。

刀はもちろんレプリカです!

戦国武将の甲冑の前でポーズ。決まっているかな?

 

娘の中学校の社会科の授業では、まだ戦国時代を習っていないので、歴史物が好きな娘は、早く勉強したいと言っています。

娘は昔から、古代生物とか天体とか、男の子が興味のありそうなものに惹かれるところがあるのですが、娘のお陰で私も今まで関心のなかった分野にも、随分と興味を持つことができました。

考えてみたら私も子供の頃は、仮面ライダーやヤッターマンが好きだったからな…

カブトムシや、カミキリムシとかもよく飼っていたし。(私の弟は全く興味がありませんでしたが…)

男の子ものが好きなところ、血は争えないのかもしれません。

これからも、娘にどんな世界に興味を持たせてもらえるのか、楽しみです。

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